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東日本大震災 農業復興はどこまで進んだか 被災地とJAが歩んだ5年間

要旨

東日本大震災 農業復興はどこまで進んだか 被災地とJAが歩んだ5年間

本書は、東日本大震災からの被災地の農業復興の歩みについて、5年間にわたって㈱農林中金総合研究所が現地で調査を行ってきた記録をとりまとめたものである。
 東日本大震災では、国内観測史上空前の大地震と大津波により、多数の尊い生命が失われるとともに、地域の基幹産業である農業も未曾有の大被害を受けた。さらに、深刻な原発事故も発生し、その被害はいまもなお続いている。
 被災地の人々は、このような極めて困難な状況のなかから、生活の再建と生業(なりわい)としての農業の再開・復活に向け、大変な努力を一歩ずつ積み重ねてこられた。
 そして、その農業の再開・復興の過程においては、農業者自身の努力はもとより、行政や関係する諸機関の多大な尽力があった。とりわけJAは、協同組合の理念と組織の力をもって、地域の農業とコミュニティの再建に、まさに中核的役割を発揮してきた。
 本書は、東日本大震災発生から5年が経過した節目の時期にあたり、被災地の農業復興について、農業者やJA等のこれまでの取組みと現時点の状況を整理し、今後の課題を明らかにすることを目的に編集した。内容は基本的に、当研究所による被災地の農業者や行政等関係機関への聞き取り調査を基にしている。
 被災地の農業復興は、地域毎に異なる様々な課題に直面している道半ばの状況にあり、これからもきめ細かな政策や支援が必要となっている。私たちには被災地の現在の実情を冷静に見つめ直し、これからの復興の道筋を改めて考え、実行していくことが求められている。
 本書が、今後の被災地の真の農業復興の一助となることを心から期待している。

目次

はじめに
第1章 農業復旧・復興施策とJAの役割
第2章 未曾有の津波被害からの復興―宮城県の取組み
第3章 復興過程で発揮される協同の力―岩手県の取組み
第4章 風評被害克服と営農再開―福島県の取組み
むすびにかえて―被災地の農業復興とJA

刊行年月日 2016年10月01日
編著者
株式会社 農林中金総合研究所(カブシキガイシャ ノウリンチュキンソウゴウケンキュウショ)
柳田 茂(ヤナギダ シゲル) :役員 代表取締役専務
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内田 多喜生(ウチダ タキオ) :調査第一部 副部長
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斉藤 由理子(サイトウ ユリコ) :役員 常務取締役
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小針 美和(コバリ ミワ) :調査第一部 主任研究員
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行友 弥(ユキトモ ワタル) :役員 特任研究員
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岡山 信夫(オカヤマ ノブオ) :役員 常任顧問
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出版地 東京
出版者・発行元 一般社団法人 家の光協会
形態(サイズ、ページ) B6版 223頁
入手条件・価格 定価:本体 1,800円(税別)
第一分野 (大区分):農林水産業・食料・環境  (詳細区分):農村
第二分野 (大区分):協同組合・組合金融  (詳細区分):農協
ISBN ISBN978-4-259-52188-2
 
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