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書誌情報

論題:WTO体制下に入るベトナム農業

要旨

1 ベトナム経済は1976年の南北統一後停滞に陥ったが,86年にドイモイ(刷新)政策が打ち出された後は,市場経済方式を導入しつつ,順調な成長を遂げてきた。悲願としてきたWTO加盟も,本年内の実現が確実になっている。
2 ベトナムの農業は,ドイモイ政策導入以後,集団制から個別経営へと転換し,水利や品種の改良,肥料・農薬の普及とあいまって,大きく発展してきた。その結果,米に加えコーヒーなどいくつかの商品作物に関しては,世界市場における主要輸出国の地位を確保するに至っている。
3 しかし,ベトナムの農産物の競争力は,農村の過剰人口と貧困を背景とした低価格であることによっており,品質は高くないものが多い。低品質であることの背景には,品種・技術の遅れに加え,流通機構の未整備など,総体的な各分野での立ち遅れがある。WTOへの加盟は,外国農産物との競争が激しくなることにより,このような問題の解決を強く迫ることになる。
4 わが国とベトナムとの経済連携は,農業分野においては,重要な品目については配慮をしつつ,ベトナム農業が抱えるこのような問題解決のための協力を組み合わせ,共存共栄が図られる方向を追求すべきである。その中では,農協の育成も大きな課題である。

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http://www.nochuri.co.jp/report/pdf/n0608re1.pdfPDF(92.3KB)

刊行年月日 2006年08月01日
更新日 2010年09月03日
掲載コーナー名 論調
著者
石田 信隆(イシダ ノブタカ) : 理事研究員 研究員紹介を見る
出版者・編者 農林中央金庫 発行 / 株式会社農林中金総合研究所 編集
掲載媒体 定期刊行物 『農林金融』
2006年08月号(第59巻第8号 通巻726号) 2~13ページ
掲載号目次 http://www.nochuri.co.jp/periodical/norin/contents/2006-08.html
第一分野 (大区分):農林水産業・食料・環境  (詳細区分):海外農業
ISSN 1342-5749
キーワード ベトナム,ベトナム農業,WTO,FTA,ASEAN,日越経済連携
 
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