定期刊行物

書誌情報

論題:アマゾン川の物流開発で穀物の輸出競争力を高めるブラジル─米国に対し優位になる可能性─

要旨

大豆輸出で活況を呈するブラジル農業にはマットグロッソ州を中心に大きな開発余地があり,日本,中国をはじめアジア向けの食料供給源としてさらなる期待が高まっている。そのカギを握っているのは,輸送コストを大幅に削減するアマゾン川を活用した新たな物流インフラの整備である。そのモデルとなるのは米中西部のミシシッピ川のコストの安いバージ輸送システムである。すでに米系穀物メジャー各社などはミシシッピ川を模倣した水運システムをアマゾン川とその支流に再現しようと,大規模な投資を始めている。
アマゾン川の水運インフラが整備されれば,マットグロッソでは牧草地の耕地転用,大豆裏作のトウモロコシ栽培が拡大する可能性が高く,中長期的には米国を上回る穀物輸出国になる可能性もあろう。食料需要が今後も増大するアジアにとってはアマゾン川とマットグロッソの開発は重要性を増していくことになろう。

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刊行年月日 2016年09月01日
更新日 2016年08月31日
掲載コーナー 論調
著者
阮 蔚(Ruan Wei)(ルアン ウエイ) :基礎研究部 主席研究員 研究員紹介を見る
出版者・編者 農林中央金庫 発行 / 株式会社農林中金総合研究所 編集
掲載媒体 定期刊行物 『農林金融』
2016年09月号(第69巻第9号通巻847号) 2~23ページ
掲載号目次 http://www.nochuri.co.jp/periodical/norin/contents/2016-09.html
第一分野 (大区分):農林水産業・食料・環境  (詳細区分):海外農業
ISSN 1342-5749
キーワード 輸出港FOB価格構成,生産者価格,生産コスト,中国の大豆輸入,中国のトウモロコシ在庫,シカゴ先物価格
 
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