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書誌情報

論題:【東日本大震災復興に向けて】「三陸ワカメ」の震災被害と復興の現状

14.03.11[ 更新14.04.03 ]

タイトル
【東日本大震災復興に向けて】「三陸ワカメ」の震災被害と復興の現状
要旨

岩手、宮城両県の海面養殖業は、同県の沿岸漁業生産において重要な地位を占めているが、これらの海面養殖業が展開する沿岸域が今回の東日本大震災では甚大な津波被害を受けた。今回報告するワカメ養殖に関しても同様であり、養殖施設、加工施設の大半が流失し、宮城県の共販施設はすべてが全壊した。
ワカメ養殖業の生産額は、岩手県が47億円(海面養殖生産額の42%)と魚種別生産額で第1位、宮城県が42億円(同16%)とギンザケ、ノリに続く3位であり、両県の海面養殖業の中心的な漁業種類と位置づけられている(農林水産省『平成21年漁業・養殖業生産統計年報』)。
2月初めに岩手県の漁協や漁業者、同月末には宮城県の漁協を訪ねて復興状況について話をうかがうことができた。また、宮城県産ワカメの第1回入札会を見学する機会も得た。その内容等について報告する。

刊行年月日
2012年03月14日
著者/
研究者紹介
出村   雅晴 (デムラ マサハル) : リサーチ&ソリューション第2部   専任研究員
第一分野
(大区分):農林水産業・食品・環境  (詳細区分):水産業
第二分野
(大区分):その他
掲載媒体
『随時発信レポート』
2012年03月
PDF URL
https://www.nochuri.co.jp/genba/pdf/otr120314-2.pdf  735.4KB
書誌情報URL
https://www.nochuri.co.jp/publication/other/research/5176.html