社長挨拶
ごあいさつ
皆様には、平素よりお引き立てを賜り、誠にありがとうございます。
私たち農林中金総合研究所は、1990年(平成2年)に当時の農林中央金庫調査部と農林中金研究センターが統合して設立された農林中央金庫全額出資のシンクタンクであります。
発足以来、農林漁業、食料、協同組合等に関する基礎的研究に加え、系統信用事業の一層の経営体質強化に向けた金融動向等の調査研究ならびに内外経済調査等に取組んでまいりました。
近年においては、社会を取巻く環境が非連続で動いており、当社の調査・研究範囲もこうした領域にとどまらず、食農バリューチェーンに携わる多くの食品関連企業や地域金融へと広範にわたってきております。また、スマート農業はじめ新たな技術革新の動向や、環境・社会課題の解決に向けた取り組み、いわゆるSDGsやESGといった領域にも注力しているところでございます。
当社は、世界の潮流を見据えつつ、農林漁業の現場に立脚した実証主義を貫いていき、海外と日本、経済界と農林水産業界そして都市と農山漁村をつなぐ架け橋になることを目指してまいります。
「持てるすべてを「いのち」に向けて。」を掲げる農林中央金庫グループの一員として、それに相応しい価値を系統の皆様はじめ社会全体にご提供できるよう役職員一丸となって挑戦してまいる所存であります。
今後とも、一層のご支援、ご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
株式会社 農林中金総合研究所
代表取締役社長 高 義行