書誌情報
論題:消費は底固いか?:先行き険しい個人消費
01.09.01[ 更新10.06.18 ]
- タイトル
- 消費は底固いか?:先行き険しい個人消費
- 要旨
-
企業セクターの悪化が急速に進む中、消費は底固く、景気を下支えするのではないかとの議論が最近みられる。しかし消費関連統計を分析すると、堅調なのは一部地域の大型小売店などに限られるとともに、消費者は低価格の生活必需品を購入し、そのほかの消費を抑制する傾向を強めていることがうかがわれる。この背景には、所得環境の悪化や、住宅ローンの家計圧迫、逆資産効果などがある。先行き厳しい雇用環境を考えると、個人消費は決して底固いとはいいきれず、今後悪化していくリスクが高いであろう。
VIEW MORE CLOSE - 刊行年月日
- 2001年09月01日
- 著者/
研究者紹介 -
渡部 喜智 (ワタナベ ノブトモ) 名倉 賢一 (ナグラ ケンイチ) :調査第二部 - 掲載媒体
- 定期刊行物 『金融市場』
2001年09月号 第12巻 第9号 通巻130号 6 ~ 10ページ - 掲載コーナー
- 今月の焦点
- 第一分野
- (大区分):経済・金融 (詳細区分):国内経済
- 第二分野
- (大区分):経済・金融 (詳細区分):国内金融
- キーワード
- 個人消費,二極化,雇用
- 出版者・編者
- 株式会社農林中金総合研究所
- ISSN
- 1345-0018
- 書誌情報URL
- https://www.nochuri.co.jp/periodical/market/contents/263.html