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書誌情報

論題:持続力が試される米国住宅投資

02.06.01[ 更新10.06.18 ]

タイトル
持続力が試される米国住宅投資
要旨

米国住宅着工件数の変動については、モーゲージ金利の動きから影響を受けるところが大きいが、90 年代後半においては、家計の持家比率上昇と金融機関の融資範囲拡大が、住宅着工を押し上げる要因となった。しかし、最近の景気底打ちにもかかわらず雇用情勢が依然厳しいこと、過剰債務を抱える家計が増えたことにより、一部個人の信用リスクが高まっている。金融機関にとって住宅ローンは貴重な収益源であるが、今後個別貸出案件の選別に注力し、信用リスクが高い個人への貸出については抑制的に対応するであろう。このような資金供給面での一部制約が生じるなか、住宅投資がこれまでのような持続力を保てるかが試されている。

刊行年月日
2002年06月01日
著者/
研究者紹介
永井   敏彦 (ナガイ トシヒコ)
掲載媒体
定期刊行物 『金融市場』
2002年06月号 第13巻 第6号 通巻139号  15 ~ 18ページ
掲載コーナー
情勢判断(海外経済金融)
掲載号目次
https://www.nochuri.co.jp/periodical/market/contents/2002/06/
第一分野
(大区分):経済・金融  (詳細区分):海外経済
第二分野
(大区分):経済・金融  (詳細区分):海外金融
キーワード
米国,モーゲージ金利,家計,住宅ローン
出版者・編者
株式会社農林中金総合研究所  
ISSN
1345-0018
PDF URL
https://www.nochuri.co.jp/report/pdf/f0206usa.pdf  35.2KB
書誌情報URL
https://www.nochuri.co.jp/periodical/market/contents/291.html