書誌情報
論題:金融システム不安とペイオフ全面解禁の一部見直し
02.10.01[ 更新17.10.20 ]
- タイトル
- 金融システム不安とペイオフ全面解禁の一部見直し
- 要旨
-
金融システム不安に配慮して、政府は明年4 月から予定されていたペイオフ全面解禁を一部手直しして決済機能の安定確保の方針を打出し、日銀は銀行保有株の買取りを決定した。これらの措置は危機への応急手当であるが、金融システム安定化には資産査定の厳格化など当局の更に踏込んだ不良債権の処理促進による信頼性確保が不可欠。その結果、自己資本が過小となる金融機関に対しては、公的資金を含め自己資本充実や統合・再編などを通ずる経営健全化努力が必要。
VIEW MORE CLOSE - 刊行年月日
- 2002年10月01日
- 著者/
研究者紹介 -
荒巻 浩明 (アラマキ ヒロアキ) :調査第二部 - 掲載媒体
- 定期刊行物 『金融市場』
2002年10月号 第13巻 第10号 通巻143号 25 ~ 29ページ - 掲載コーナー
- 今月の焦点
- 第一分野
- (大区分):経済・金融 (詳細区分):国内金融
- 第二分野
- (大区分):経済・金融 (詳細区分):国内経済
- キーワード
- 金融システム,ペイオフ,資産査定,不良債権
- 出版者・編者
- 株式会社農林中金総合研究所
- ISSN
- 1345-0018
- 書誌情報URL
- https://www.nochuri.co.jp/periodical/market/contents/305.html