書誌情報
論題:米国経済はデフレに向かっているのか?
02.12.01[ 更新10.06.18 ]
- タイトル
- 米国経済はデフレに向かっているのか?
- 要旨
-
米国でもデフレ懸念が台頭している。輸入原油価格上昇により輸入物価の下落は一段落した。しかし国内要因によるディスインフレが進行しつつある。これには、労働生産性上昇・商品やサービスの需給軟化・雇用コスト上昇率鈍化という三つの側面がある。後の二つが一層進めばデフレに陥ることになるが、その可能性は高くない。米国の需給軟化の程度が日本と比較しても軽く、また当局がデフレ回避のために最大限の措置を講じるとみられるためである。デフレを遠ざけるためには、イラク問題に関する先行き不透明感が払拭されることと、そして一刻も早く景気が回復軌道に乗ることが重要である。
VIEW MORE CLOSE - 刊行年月日
- 2002年12月01日
- 著者/
研究者紹介 -
永井 敏彦 (ナガイ トシヒコ) :調査第二部 - 掲載媒体
- 定期刊行物 『金融市場』
2002年12月号 第13巻 第12号 通巻145号 7 ~ 9ページ - 掲載コーナー
- 情勢判断(海外経済金融)
- 第一分野
- (大区分):経済・金融 (詳細区分):海外経済
- 第二分野
- (大区分):経済・金融 (詳細区分):海外金融
- キーワード
- 米国,デフレ
- 出版者・編者
- 株式会社農林中金総合研究所
- ISSN
- 1345-0018
- 書誌情報URL
- https://www.nochuri.co.jp/periodical/market/contents/313.html