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書誌情報

論題:米国住宅金融証券化の概要-2 ~第2回 住宅ローン担保証券(MBS)の概要~

03.01.01[ 更新10.06.18 ]

タイトル
米国住宅金融証券化の概要-2 ~第2回 住宅ローン担保証券(MBS)の概要~
要旨

・米国の住宅ローン証券化は、過去の金利上昇期に、多額の長期固定金利住宅ローンをポートとして保有していた中小金融機関が経営悪化に陥った事情を背景に、政府が積極的に推進したものである。
・住宅ローンには信用リスク・流動性リスク・金利リスク・期限前償還リスクという四つのリスクがある。住宅ローンの証券化は、融資機関が専らこれらのリスクを負うのではなく、証券化機関や数多くの投資家が、内在するリスクを認識・管理のうえ、分担してこれを負う仕組みである。
・住宅ローンの元利金償還をそのまま受けるパススルー証券に投資した場合、期限前償還速度の予想外の変動により手元流動性の過不足が生じるリスクがある。しかし、期限前償還速度の当初想定からの食い違いを極力小さくするため、元利金償還の流れを人為的に組替えたCMO やPAC/Support という商品が開発されている。

刊行年月日
2003年01月01日
著者/
研究者紹介
永井   敏彦 (ナガイ トシヒコ)
掲載媒体
定期刊行物 『金融市場』
2003年01月号 第14巻 第1号 通巻146号  12 ~ 17ページ
掲載コーナー
今月の焦点
掲載号目次
https://www.nochuri.co.jp/periodical/market/contents/2003/01/
第一分野
(大区分):経済・金融  (詳細区分):海外金融
第二分野
(大区分):経済・金融  (詳細区分):海外経済
キーワード
住宅ローン,住宅ローン証券化
出版者・編者
株式会社農林中金総合研究所  
ISSN
1345-0018
PDF URL
https://www.nochuri.co.jp/report/pdf/f0301fo2.pdf  364.6KB
書誌情報URL
https://www.nochuri.co.jp/periodical/market/contents/314.html