書誌情報
論題:回復感が乏しい米国経済と大型経済対策
03.02.01[ 更新10.06.18 ]
- タイトル
- 回復感が乏しい米国経済と大型経済対策
- 要旨
-
・米国景気の回復感が乏しいが、その背景には個人消費の息切れがある。昨年のクリスマス商戦での売上の伸びは極めて低かった。小売在庫の増加、小売業雇用者数の減少、消費者マインドの悪化、消費者信用残高の減少など、個人消費の変調を示す材料は多い。
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・ブッシュ大統領は株式配当課税の撤廃、所得減税前倒し等を盛り込んだ大型経済対策を議会に提案した。この経済対策により景気が活力を取り戻すことが期待されているが、その効果については慎重にみていく必要がある。主な懸念材料は、財政赤字拡大により長期金利が上昇する可能性である。
- 刊行年月日
- 2003年02月01日
- 著者/
研究者紹介 -
永井 敏彦 (ナガイ トシヒコ) :調査第二部 - 掲載媒体
- 定期刊行物 『金融市場』
2003年02月号 第14巻 第2号 通巻147号 11 ~ 12ページ - 掲載コーナー
- 情勢判断(海外経済金融)
- 第一分野
- (大区分):経済・金融 (詳細区分):海外経済
- 第二分野
- (大区分):経済・金融 (詳細区分):海外金融
- キーワード
- 米国,クリスマス商戦,経済対策
- 出版者・編者
- 株式会社農林中金総合研究所
- ISSN
- 1345-0018
- 書誌情報URL
- https://www.nochuri.co.jp/periodical/market/contents/315.html