書誌情報
論題:米国クレジット・ユニオンの経営戦略-1 -クレジット・ユニオンとは~利益でも慈善でもなく、より良いサービスのために-
04.01.01[ 更新10.06.18 ]
- タイトル
- 米国クレジット・ユニオンの経営戦略-1 -クレジット・ユニオンとは~利益でも慈善でもなく、より良いサービスのために-
- 要旨
-
米国のクレジット・ユニオンは、以下の特色を持っている。
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・協同組織形態の金融機関であり、組合員に対する預金・貸出等取引に特化したリテール金融機関である。零細な規模のものが多い。
・加入する個人は、組合員資格を規定する「コモン・ボンド(共通の絆)」の要件を満たさねばならない。主なものとしては職域・地域があげられるが、最近ではコモン・ボンドを職域から地域に転換するクレジット・ユニオンが多くなっている。
・株式会社形態の銀行と異なり、全ての経営資源を組合員に対するサービスの向上、及び最大限の利益還元の一点に振り向けることができる。顧客満足度は、銀行よりも高い。
・連邦レベル・州レベルでの業界組織があり、スケールメリットを生かした専門的・効率的な業務展開により、クレジット・ユニオンの零細性という弱点を補っている。 - 刊行年月日
- 2004年01月01日
- 著者/
研究者紹介 -
永井 敏彦 (ナガイ トシヒコ) - 掲載媒体
- 定期刊行物 『金融市場』
2004年01月号 第15巻 第1号 通巻158号 14 ~ 19ページ - 掲載コーナー
- 今月の焦点
- 第一分野
- (大区分):経済・金融 (詳細区分):海外金融
- 第二分野
- (大区分):経済・金融 (詳細区分):海外経済
- キーワード
- 米国,クレジット・ユニオン,組合員資格
- 出版者・編者
- 株式会社農林中金総合研究所
- ISSN
- 1345-0018
- 書誌情報URL
- https://www.nochuri.co.jp/periodical/market/contents/352.html