書誌情報
論題:選択と集中により個人取引を強化する苫小牧信用金庫
10.10.28[ 更新10.10.28 ]
- タイトル
- 選択と集中により個人取引を強化する苫小牧信用金庫
- 要旨
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苫小牧信用金庫は、地域の経済状況が厳しい中で、預金額、融資額ともに実績を伸ばしている。同金庫の経営の特徴は、高密度かつ効率的な店舗配置を基礎として、地域密着型金融の推進を貫徹していることである。個人取引に関しても、子会社のハウスメーカー囲い込みによる新規住宅ローン獲得、保険業務の推進などに集中的に取組む一方で、集金業務の廃止などの抜本的な渉外改革を行うなど、地域のニーズを見据えた上で独自の取組みを続けている。同金庫は、他金融機関と「横並び」のサービスではなく、地域の事情に寄り添ったかたちで経営資源の選択・集中を行っており、それが同金庫の強みにつながっている。
VIEW MORE CLOSE - 刊行年月日
- 2010年11月01日
- 著者/
研究者紹介 -
寺林 暁良 (テラバヤシ アキラ) :調査第二部 研究員 - 掲載媒体
- 定期刊行物 『金融市場』
2010年11月号 第21巻 第11号 通巻240号 14 ~ 17ページ - 掲載コーナー
- 分析レポート
- 第一分野
- (大区分):経済・金融 (詳細区分):国内金融
- キーワード
- 苫小牧信金,個人リテール
- 出版者・編者
- 株式会社農林中金総合研究所
- ISSN
- 1345-0018
- 書誌情報URL
- https://www.nochuri.co.jp/periodical/market/contents/3668.html