書誌情報
論題:内部統制のいま<第6回> 評価作業効率化の鍵:トップダウン型リスク・アプローチ
09.10.01[ 更新10.06.18 ]
- タイトル
- 内部統制のいま<第6回> 評価作業効率化の鍵:トップダウン型リスク・アプローチ
- 要旨
-
内部統制の評価作業効率化に資するために導入されたトップダウン型リスク・アプローチの活用が、
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十分ではないようだ。
トップダウン型リスク・アプローチとは、経営者が企業集団のどこに財務諸表に係る虚偽表示リスクが
高い内部統制があるのかを判断して、評価すべき範囲を絞り込んでいく方法である。
けれども、実際の作業現場では、トップダウン型リスク・アプローチの具体的な基準が
明確でないことから、その本来の機能が活かされない場合が多いのではなかろうか。
たしかに、トップダウン型リスク・アプローチを実務に適用するには、専門的なスキルが必要である。
しかし、そうであるからこそ、監査人との協議を適宜行ないながら
トップダウン型リスク・アプローチを活用することが重要なのである。 - 刊行年月日
- 2009年10月01日
- 著者/
研究者紹介 -
矢島 格 (ヤジマ イタル) : リサーチ&ソリューション第1部 調査第二部長 - 掲載媒体
- 定期刊行物 『金融市場』
2009年10月号 第20巻 第10号 通巻227号 22 ページ - 掲載コーナー
- (連載)内部統制のいま<第6回>
- 第一分野
- (大区分):経済・金融 (詳細区分):国内経済
- 第二分野
- (大区分):経済・金融 (詳細区分):海外経済
- キーワード
- 内部統制,内部統制報告制度,トップダウン型リスク・アプローチ,企業会計審議会,内部統制実施基準,内部統制の評価作業
- 出版者・編者
- 株式会社農林中金総合研究所
- ISSN
- 1345-0018
- 書誌情報URL
- https://www.nochuri.co.jp/periodical/market/contents/847.html