書誌情報
論題:内部統制のいま<第12回・最終回> 完成形はない内部統計
10.04.01[ 更新10.06.18 ]
- タイトル
- 内部統制のいま<第12回・最終回> 完成形はない内部統計
- 要旨
-
内部統制報告制度の評価作業に予想以上の時間とコストがかかったわりには、
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それほどの効果は得られなかったという世間一般の印象があるのではなかろうか。
手間をかけたわりには得るものは多くないという思いが強まると、一般的に、
法律で定められた最低限のことだけをやれば良いという対応が目立ってくる懸念が高まる。
財務報告の信頼性確保を通じて健全経営を目指すために導入されたはずの内部統制報告制度が、
むしろ、健全経営の阻害要因になってしまう可能性すらありうる。
このような事態に陥らないためにも、内部統制報告制度の本来の趣旨に則った対応が各方面で
求められよう。そして、内部統制には完成形はなく、企業が存続していく限り継続して
取り組んでいかなくてはならないことを、忘れてはならない。 - 刊行年月日
- 2010年04月01日
- 著者/
研究者紹介 -
矢島 格 (ヤジマ イタル) :調査第二部 - 掲載媒体
- 定期刊行物 『金融市場』
2010年04月号 第21巻 第4号 通巻233号 18 ページ - 掲載コーナー
- (連載)内部統制のいま<第12回>
- 第一分野
- (大区分):経済・金融 (詳細区分):国内経済
- 第二分野
- (大区分):経済・金融 (詳細区分):海外経済
- キーワード
- 内部統制,内部統制報告制度,内部統制報告書,財務報告の信頼性,規制当局,監査法人
- 出版者・編者
- 株式会社農林中金総合研究所
- ISSN
- 1345-0018
- 書誌情報URL
- https://www.nochuri.co.jp/periodical/market/contents/854.html