書誌情報
論題:住宅市場の現状と長期展望
10.11.01[ 更新10.11.09 ]
- タイトル
- 住宅市場の現状と長期展望
- 要旨
-
2009年度の新設住宅着工戸数は45年ぶりに80万戸を割り込む低水準となった。中期的に持ち直しが期待されるが、主要な住宅取得層の人口減少、世帯数のピークアウトや住宅ストックの充足状況など長期的に見て新規の住宅需要にとっては逆風となるものが多い。
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以上の環境要因や景気(成長)・金利を説明変数とする回帰分析の推計式に基づいたシミュレーションでも、人口要因のマイナス作用が拡大するほか、成長率の再低下やローン金利の上昇などもあり、19年には70万戸割れの69万戸という試算結果となる。建替えの顕在化により住宅着工が底上げされる期待はあるものの、長期的見通し(試算)は厳しい数値となっている。 - 刊行年月日
- 2010年11月01日
- 著者/
研究者紹介 -
渡部 喜智 (ワタナベ ノブトモ) : 理事研究員 - 掲載媒体
- 定期刊行物 『農林金融』
2010年11月号 第63巻 第11号 通巻777号 50 ~ 67ページ - 掲載コーナー
- 論調
- 第一分野
- (大区分):経済・金融 (詳細区分):国内経済
- 第二分野
- (大区分):協同組合・組合金融・地域 (詳細区分):農協信用事業
- 出版者・編者
- 農林中央金庫 発行 / 株式会社農林中金総合研究所 編集
- ISSN
- 1342-5749
- 書誌情報URL
- https://www.nochuri.co.jp/periodical/norin/contents/3677.html