書誌情報
論題:地域営漁組織の育成と漁業再生の課題―集落を基盤とする漁業の協業化と今日的役割―
12.05.31[ 更新12.07.10 ]
- タイトル
- 地域営漁組織の育成と漁業再生の課題―集落を基盤とする漁業の協業化と今日的役割―
- 要旨
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震災からの漁業復興に向けて、被災地では、漁船や生産施設を漁協の共同利用施設として整備し漁協の組合員組織を活用した協業化がはかられている。被災漁業者は、漁業協業組織で着業し、共同体による漁業の再生を目指している。
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震災対応で組成された漁業協業組織は、地域営漁組織といえるような要件を具備しており、沿岸漁業における中長期的な漁業経営としても注目される形態である。
TPPなどの外圧の脅威が迫るなか、地域政策としての漁業振興の観点が、一層重要になっている。地域営漁組織は、漁村地域を支えるための漁業振興の受け皿となるもので、地域営漁組織に諸施策を集中し、安定的・持続的経営体として育成するための条件整備を急ぐ必要がある。 - 刊行年月日
- 2012年06月01日
- 著者/
研究者紹介 -
鴻巣 正 (コウノス タダシ) : リサーチ&ソリューション第2部 専任研究員 - 掲載媒体
- 定期刊行物 『農林金融』
2012年06月号 第65巻 第6号 通巻796号 2 ~ 16ページ - 掲載コーナー
- 論調
- 第一分野
- (大区分):農林水産業・食品・環境 (詳細区分):水産業
- 第二分野
- (大区分):協同組合・組合金融・地域 (詳細区分):漁協
- キーワード
- 震災復興,漁業振興,漁村共同体,漁業担い手,がんばる養殖,集落組織
- 出版者・編者
- 農林中央金庫 発行 / 株式会社農林中金総合研究所 編集
- ISSN
- 1342-5749
- 書誌情報URL
- https://www.nochuri.co.jp/periodical/norin/contents/4344.html