書誌情報
論題:6次産業化の現状と課題――地域全体の活性化につながる「地域の6次化」の必要性――
13.05.01[ 更新13.05.01 ]
- タイトル
- 6次産業化の現状と課題――地域全体の活性化につながる「地域の6次化」の必要性――
- 要旨
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6次産業化(「総合化事業計画」)は地域社会において大きな関心を持たれているが、(1)概して個別・単独の対応が中心、(2)事業計画の内容が加工に傾斜しており、多様な目的をもった個性的な事業が少ない、(3)事業計画が成果を出すには時間的に短い、といった課題が指摘できる。
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6次産業化を地域に広がりのあるものとするには、協同性を根源的な強みとし、多様な組織や地域の人びととの「仲間づくり」と長期の対話が非常に重要である。また経営資源を地域内でできるだけ共同化していく取組みも必要である。農協はハード、ソフトの資産や協同組合間のネットワーク等を活用し地域内の連携を促進していくことで、地域主体の6次産業化により大きな貢献ができる。
- 刊行年月日
- 2013年05月01日
- 著者/
研究者紹介 -
室屋 有宏 (ムロヤ アリヒロ) :基礎研究部 主任研究員 - 掲載媒体
- 定期刊行物 『農林金融』
2013年05月号 第66巻 第5号 通巻807号 2 ~ 21ページ - 掲載コーナー
- 論調
- 第一分野
- (大区分):農林水産業・食品・環境 (詳細区分):国内農業
- 第二分野
- (大区分):協同組合・組合金融・地域 (詳細区分):農協
- キーワード
- 6次産業化,地域活性化,総合化事業計画,農商工連携,企業の農業算入,農協
- 出版者・編者
- 農林中央金庫 発行 / 株式会社農林中金総合研究所 編集
- ISSN
- 1342-5749
- 書誌情報URL
- https://www.nochuri.co.jp/periodical/norin/contents/4734.html