書誌情報
論題:マルチ・ステークホルダー型協同組合の発展とわが国への示唆
13.09.02[ 更新13.09.02 ]
- タイトル
- マルチ・ステークホルダー型協同組合の発展とわが国への示唆
- 要旨
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90年代に入り,イタリアの社会的協同組合法を嚆矢(こうし)として,新しいタイプの協同組合に関する法律の整備が世界的に進展してきている。
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その特徴は,組合員共通の利益を追求する従来の伝統的な協同組合と異なり,公益的目的を専ら追求する協同組合を許容していることである。と同時にそれを可能にするため,複数のステークホルダーの参加による組織運営の許容あるいは義務づけといった形でマルチ・ステークホルダー型というべき協同組合を積極的に位置づけていることである。
新たな法律であるため各国の法律の内容の是非を論ずるには早く,学ぶべきは,様々なステークホルダーの組織運営への関与と活動への積極的な参加の重要性であり,そのプロセスである。
- 刊行年月日
- 2013年09月01日
- 著者/
研究者紹介 -
明田 作 (アケダ ツクル) : 農林中央金庫JAバンク統括部主監 - 掲載媒体
- 定期刊行物 『農林金融』
2013年09月号 第66巻 第9号 通巻811号 40 ~ 59ページ - 掲載コーナー
- 論調
- 第一分野
- (大区分):協同組合・組合金融・地域 (詳細区分):海外協同組合
- キーワード
- ステークホルダー,連帯,社会的協同組合法,アセット・ロック
- 出版者・編者
- 農林中央金庫 発行 / 株式会社農林中金総合研究所 編集
- ISSN
- 1342-5749
- 書誌情報URL
- https://www.nochuri.co.jp/periodical/norin/contents/4885.html