書誌情報
論題:日本農業をめぐる情勢と見通し――米政策見直し,TPPなど岐路に立つ日本農業――
13.12.26[ 更新14.01.14 ]
- タイトル
- 日本農業をめぐる情勢と見通し――米政策見直し,TPPなど岐路に立つ日本農業――
- 要旨
-
本稿では,近年の日本農業の現状を概観した上で,今後も農業に大きな影響を与えるとみられる5 つの話題を取り上げて整理した。取り上げた話題は,米政策に関する議論,TPP,東日本大震災,農業者支援,食品流通である。
VIEW MORE CLOSE
農業は生命維持に不可欠な食料等を供給するとともに,地域経済や文化を支えている極めて重要な産業である。しかし,日本では現在,農業者の高齢化や農業産出額の減少等,農業生産基盤の脆弱化が進んでおり,米政策も見直されつつある等,農業が岐路に立っている。TPPの帰趨(きすう)はその流れを加速させる可能性があり,日本農業は原発事故の軛(くびき)からもいまだ完全には逃れられていない。一方,農業者支援の新しい枠組みや食品輸出の促進等の動きが生じ始めており,注目される。 - 刊行年月日
- 2014年01月01日
- 著者/
研究者紹介 -
一瀬 裕一郎 (イチノセ ユウイチロウ) :基礎研究部 主事研究員 研究員紹介を見る - 掲載媒体
- 定期刊行物 『農林金融』
2014年01月号 第67巻 第1号 通巻815号 36 ~ 52ページ - 掲載コーナー
- 論調
- 第一分野
- (大区分):農林水産業・食品・環境 (詳細区分):国内農業
- 出版者・編者
- 農林中央金庫 発行 / 株式会社農林中金総合研究所 編集
- ISSN
- 1342-5749
- 書誌情報URL
- https://www.nochuri.co.jp/periodical/norin/contents/5015.html