書誌情報
論題:日本における農業者教育
14.03.31[ 更新14.03.31 ]
- タイトル
- 日本における農業者教育
- 要旨
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日本の農業は農家数の減少や農業従事者の高齢化が進む一方,農業経営の規模拡大が徐々に進み,法人経営も増加しつつある。市場経済化,国際化の進展など農業を取り巻く環境変化のなかで,今後の農業経営を担う人材の育成・確保が極めて重要になっている。本稿では,日本の農業者教育の歴史を振り返るとともに,農業教育機関の現状を把握し,今後の農業者教育のあり方を考察する。
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農業教育機関の現状をみると農業高校卒業生の農林業就職率2.5%,大学農学部卒業生の農林業就職率3.0%である一方,農業大学校卒業生の即就農率は39.4%であり,近年高まる傾向にあるが特に雇用就農が増加している。今後の農業者教育は技術習得中心の内容にとどまらず,農業経営者を育てる内容へと転換を図っていくことが時代の要請になっている。
- 刊行年月日
- 2014年04月01日
- 著者/
研究者紹介 -
上野 忠義 (ウエノ タダヨシ) :基礎研究部 主席研究員 - 掲載媒体
- 定期刊行物 『農林金融』
2014年04月号 第67巻 第4号 通巻818号 26 ~ 47ページ - 掲載コーナー
- 論調
- 第一分野
- (大区分):農林水産業・食品・環境 (詳細区分):国内農業
- キーワード
- 農業教育,人材育成,農業大学校,農業高校,農学部,就農率
- 出版者・編者
- 農林中央金庫 発行 / 株式会社農林中金総合研究所 編集
- ISSN
- 1342-5749
- 書誌情報URL
- https://www.nochuri.co.jp/periodical/norin/contents/5141.html