書誌情報
論題:地方創生と農業協同組合――地方の生活インフラ維持の担い手として――
15.04.30[ 更新15.06.12 ]
- タイトル
- 地方創生と農業協同組合――地方の生活インフラ維持の担い手として――
- 要旨
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安倍政権が掲げる地方創生には,買い物,交通,教育文化,医療等,地方で人が暮らし続けるために必要な生活インフラの維持が大前提となる。地方によっては,地域に根差し営利を第一義としない農協が,生活インフラの提供者としての役割を期待されているところも多い。実際,本稿で紹介するJAえひめ南,JAハリマのように,地方の生活インフラの担い手となっている農協がある。
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組合員間の相互扶助組織である農協が,組合員等のために生活インフラ維持に取り組むことには,確かに妥当性がある。しかし,生活インフラ維持が地域に貢献するとはいえ,農協は採算を考慮しながら取り組む必要がある。生活インフラ維持を持続可能な取組みとするために,農協は行政や他組織との連携を図ることも重要であろう。 - 刊行年月日
- 2015年05月01日
- 著者/
研究者紹介 -
一瀬 裕一郎 (イチノセ ユウイチロウ) : リサーチ&ソリューション第2部 主事研究員 研究員紹介を見る - 掲載媒体
- 定期刊行物 『農林金融』
2015年05月号 第68巻 第5号 通巻831号 2 ~ 16ページ - 掲載コーナー
- 論調
- 第一分野
- (大区分):協同組合・組合金融・地域 (詳細区分):農協
- キーワード
- 地方創生,インフラ,農協,増田レポート,離島,中山間地域
- 出版者・編者
- 農林中央金庫 発行 / 株式会社農林中金総合研究所 編集
- ISSN
- 1342-5749
- 書誌情報URL
- https://www.nochuri.co.jp/periodical/norin/contents/5631.html