書誌情報
論題:農業の産業化と地域活性化にむけた農協の取組み
15.06.30[ 更新15.06.30 ]
- タイトル
- 農業の産業化と地域活性化にむけた農協の取組み
- 要旨
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第2次安倍内閣発足直後の2013年1月,成長戦略立案のために産業競争力会議が設置され,成長戦略を立案する過程で今に至る農業改革論議がスタートした。日本農業の潜在力は高いのだからTPPへの参加を期して「攻めの農業」に転換すべき,という考えに基づくものであり,そこでは,家族経営よりも企業による農業経営を優れたものとしてとらえ,協同組合よりも株式会社の方が効率的かつ競争力を有する経済主体であるとみる。
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わが国のみならず世界の農業生産の大半が家族経営によって担われ,多くの協同組合が強い競争力を持つ経済主体として活躍していることが無視された議論といわざるを得ない。
本稿においては,農業の産業化と地域活性化の視点で農協の取組事例を紹介し,あわせて今後の地域経済に果たすべき農協の役割について論ずる。 - 刊行年月日
- 2015年07月01日
- 著者/
研究者紹介 -
岡山 信夫 (オカヤマ ノブオ) : 常任顧問 研究員紹介を見る - 掲載媒体
- 定期刊行物 『農林金融』
2015年07月号 第68巻 第7号 通巻833号 2 ~ 17ページ - 掲載コーナー
- 論調
- 第一分野
- (大区分):農林水産業・食品・環境 (詳細区分):国内農業
- 第二分野
- (大区分):協同組合・組合金融・地域 (詳細区分):農協
- キーワード
- JA士幌町,JA信州うえだ,農業の産業化,地方創生と農協,信州ワインバレー構想
- 出版者・編者
- 農林中央金庫 発行 / 株式会社農林中金総合研究所 編集
- ISSN
- 1342-5749
- 書誌情報URL
- https://www.nochuri.co.jp/periodical/norin/contents/5695.html