書誌情報
論題:東・東南アジアを中心とした鶏卵需給
19.07.31[ 更新19.07.31 ]
- タイトル
- 東・東南アジアを中心とした鶏卵需給
- 要旨
-
本稿は、東アジアおよび東南アジアを中心とした鶏卵需給の基礎的情報を提供するとともに、需給を構成する貿易の構造について若干の考察を行うものである。
VIEW MORE CLOSE
世界の鶏卵生産量および消費量は経年的に増加しており、1 人当たり消費量も増加していることから、消費量および生産量は人口の伸び以上となっている。本稿が対象とする東アジアおよび東南アジアはこれをけん引してきた地域である。加えて、今後も更なる鶏卵生産量の増加が見込まれており、その潜在力もある。
鶏卵は国内生産・国内消費が中心であり、貿易は少ない。比較優位の概念を用いて鶏卵の貿易構造を確認したところ、世界および対象地域内において比較優位の状態にある国がそれぞれ2 か国と4 か国存在した。
これまで、鶏卵という個別品目に絞った世界的な動向が示される機会は少なかったが、畜産物の重要性が増すとともに、鶏卵という個別品目の動向にも一層目を向ける必要性がある。 - 刊行年月日
- 2019年08月01日
- 著者/
研究者紹介 -
若林 剛志 (ワカバヤシ タカシ) :基礎研究部 主任研究員 研究員紹介を見る - 掲載媒体
- 定期刊行物 『農林金融』
2019年08月号 第72巻 第8号 通巻882号 36 ~ 47ページ - 掲載コーナー
- 外国事情
- 第一分野
- (大区分):農林水産業・食品・環境 (詳細区分):海外農業
- 出版者・編者
- 農林中央金庫 発行 / 株式会社農林中金総合研究所 編集
- ISSN
- 1342-5749
- 書誌情報URL
- https://www.nochuri.co.jp/periodical/norin/contents/7655.html