書誌情報
論題:農協系統の獣害対策と地域内外の連携
21.05.31[ 更新23.11.22 ]
- タイトル
- 農協系統の獣害対策と地域内外の連携
- 要旨
-
野生動物による農作物被害について、近年では「地域ぐるみの獣害対策」が推進されている。この動向を踏まえ本稿では、農協系統のかかわる獣害対策について、とくに地域内外の連携に着目した検討を行った。
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3つの事例の検討から、次のことが指摘できる。まず地域内の連携について、主体間のつながりを構築し維持する意識的な取組みが必要である。また、つながりの深まりと獣害対策の間の相乗効果をいかにつくり出すかが、対策の継続においてキーとなる。さらに地域外の主体は、新しい知識や技術を地域に持ち込む役割を果たしていた。これらをもとに、獣害対策の連携における農協系統の役割は、さまざまな主体同士を媒介し、現場の活動を促す「中間支援組織」とまとめることができる。 - 刊行年月日
- 2021年06月01日
- 著者/
研究者紹介 -
藤田 研二郎 (フジタ ケンジロウ) :調査第一部 研究員 - 掲載媒体
- 定期刊行物 『農林金融』
2021年06月号 第74巻 第6号 通巻904号 2 ~ 15ページ - 掲載コーナー
- 論調
- 第一分野
- (大区分):協同組合・組合金融・地域 (詳細区分):農協
- 第二分野
- (大区分):農林水産業・食品・環境 (詳細区分):国内農業
- キーワード
- 鳥獣被害,地域ぐるみの獣害対策,農協,JA,協同組合
- 出版者・編者
- 農林中央金庫 発行 / 株式会社農林中金総合研究所 編集
- ISSN
- 1342-5749
- 書誌情報URL
- https://www.nochuri.co.jp/periodical/norin/contents/8470.html