書誌情報
論題:JA主導による養豚の生・販一貫体系の形成 -秋田県「かづの農業協同組合」の取組みから-
01.11.01[ 更新10.06.18 ]
- タイトル
- JA主導による養豚の生・販一貫体系の形成 -秋田県「かづの農業協同組合」の取組みから-
- 要旨
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畜産をめぐる環境は厳しい状況が続いており、養豚に関しても、飼養戸数が減少の一途をたどっている。養豚農家は昭和三十七年に百二万戸を超えたが、その後減少を続け、平成十二年には一万二千戸を割り込んだ。輸入の増加や豚価の低迷は国内生産を圧迫し、農家の高齢化、後継者不足等と相俟って、農家養豚は意欲を失いつつある。こうした中で、JAかづのでは、JAを中核とした養豚インテグレーションを確立し、新たな展望を開くべく取組みをおこなっている。JAでは食肉処理施設の誘致決定を契機に、ミートランド建設対策室を設置し、本格的な養豚一貫体系の整備に着手した。事業推進にあたっては、秋田県経済連、全農の協力もえて、結果的にはJAグループの機能を総合した養豚インテグレーションともいえるような形態の運営が確立した。
VIEW MORE CLOSE - 刊行年月日
- 2001年11月01日
- 著者/
研究者紹介 -
鴻巣 正 (コウノス タダシ) :基礎研究部 - 掲載媒体
- 定期刊行物 『農中総研 調査と情報』
2001年11月号 第186号 7 ~ 8ページ - 掲載コーナー
- 現地ルポルタージュ
- 第一分野
- (大区分):農林水産業・食品・環境 (詳細区分):食品・フードシステム
- キーワード
- JA事業改革,食料自給,経済事業改革
- 出版者・編者
- 農林中金総合研究所
- ISSN
- 1881-2902
- 書誌情報URL
- https://www.nochuri.co.jp/periodical/past/contents/3130.html