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書誌情報

論題:梅産地の基盤を支える地場産業の形成

02.11.01[ 更新10.06.18 ]

タイトル
梅産地の基盤を支える地場産業の形成
要旨

和歌山県は温暖な気候に恵まれ、古くから果樹栽培が盛んな地域であり、現在では梅の主産地となっている。全国の梅生産の過半を占めているが、とりわけ田辺市周辺と隣接する南部郷は和歌山県を代表する産地となっている。梅の主産地であるとともに、梅に関連する加工業者や卸業者、観光業も発達し、梅の生産から加工・流通、消費に至る地場産業が形成されているのも大きな特徴である。
 同地において梅の生産が盛んになったのは、南高梅という梅干しに適した品種があったこと、みかん危機に伴う価格の暴落や水田転作で転換が進んだことなどの要因がある。同時に地域の特産物として振興をはかり、地場産業としての基盤が形成されたことが、他県の追随を許さない大きな要因ともなっている。

刊行年月日
2002年11月01日
著者/
研究者紹介
鴻巣   正 (コウノス タダシ) :基礎研究部
掲載媒体
定期刊行物 『農中総研 調査と情報』
2002年11月号 第198号  12 ページ
掲載コーナー
統計の眼
掲載号目次
https://www.nochuri.co.jp/periodical/past/contents/2002/11/
第一分野
(大区分):農林水産業・食品・環境  (詳細区分):食品・フードシステム
キーワード
農商工連携,食品加工,農産加工,地域特産物
出版者・編者
農林中金総合研究所  
ISSN
1881-2902
PDF URL
https://www.nochuri.co.jp/report/pdf/r0211sta.pdf  204.1KB
書誌情報URL
https://www.nochuri.co.jp/periodical/past/contents/3228.html