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書誌情報

論題:京都議定書以降の地球温暖化問題の現状 -森林・林業を中心に-

03.09.01[ 更新10.06.18 ]

タイトル
京都議定書以降の地球温暖化問題の現状 -森林・林業を中心に-
要旨

地球温暖化問題対策として、1997年に京都議定書が合意された。これは35の先進国に
温暖化ガスの削減数値目標を課した画期的な合意であった。
 京都議定書では、森林の二酸化炭素吸収機能を削減率のなかにカウントすることが認
められ、日本は削減率6%のうち3.9ポイントを当該機能で達成することとなった。
 森林の二酸化炭素吸収機能の認定には、森林の保全・管理がなされることが必要と定
義された。日本の森林の保全・管理は農林水産省の「森林・林業基本計画」に沿って実
施されているが、現状どおりの森林整備では、その目標達成が危ぶまれる。
 日本は、省エネルギー型で安全性の高い高度な産業構造を築き上げた経済大国である
から、その技術力を生かして、温暖化ガス削減にも積極的に貢献すべきである。

刊行年月日
2003年09月01日
著者/
研究者紹介
秋山   孝臣 (アキヤマ タカオミ) :   専任研究員
掲載媒体
定期刊行物 『農中総研 調査と情報』
2003年09月号 第204号  11 ~ 17ページ
掲載コーナー
調査研究
掲載号目次
https://www.nochuri.co.jp/periodical/past/contents/2003/09/
第一分野
(大区分):農林水産業・食品・環境  (詳細区分):林業
第二分野
(大区分):農林水産業・食品・環境  (詳細区分):環境
キーワード
宇宙船地球号,持続可能な発展,気候変動条約締約国会議,排出権,二酸化炭素
出版者・編者
農林中金総合研究所  
ISSN
1881-2902
PDF URL
https://www.nochuri.co.jp/report/pdf/r0309in3.pdf  601.1KB
書誌情報URL
https://www.nochuri.co.jp/periodical/past/contents/3281.html