書誌情報
論題:【東日本大震災復興に向けて】宮城県の水産加工業の現状と課題
14.03.11[ 更新14.04.03 ]
- タイトル
- 【東日本大震災復興に向けて】宮城県の水産加工業の現状と課題
- 要旨
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震災直後(2011年)の宮城県における水産加工品の総生産量は、震災前(2010年)に比べて2割という状況であり、かまぼこ類や塩蔵品生産が4~5割程度回復している一方で、生鮮冷凍水産物や冷凍食品生産は1、2割程度の回復にとどまるなど、品目別の復興状況にばらつきがあるものの、概して復興が遅れている。
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復興が遅れた理由として、土地のかさ上げの遅れに起因する用地確保や資金調達問題、あるいは従業員確保の問題などが指摘された。現時点でも、用地問題以外は改善しておらず、一方で販売先の確保が新たな課題として浮上している。直近の調査が指摘しているように、販売と雇用、そして資金調達が引き続き課題となっている。
- 刊行年月日
- 2013年08月09日
- 著者/
研究者紹介 -
出村 雅晴 (デムラ マサハル) :基礎研究部 専任研究員 - 第一分野
- (大区分):農林水産業・食品・環境 (詳細区分):水産業
- 掲載媒体
- 『随時発信レポート』
2013年08月 - 書誌情報URL
- https://www.nochuri.co.jp/publication/other/research/5148.html