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書誌情報

論題:稲作を中心とした集落調査報告書-対象地域:秋田県大仙市・茨城県坂東市-

08.05.28[ 更新10.08.23 ]

タイトル
稲作を中心とした集落調査報告書-対象地域:秋田県大仙市・茨城県坂東市-
要旨

本調査は、日本の稲作の担い手であり農協の組織基盤である農家が、現在どういう状態にあり、今後どのように変化していくのかを探るため、秋田県と茨城県の2地域の集落を対象に実態調査を行ったものである。
 本調査が対象とした地域は、秋田県大仙市(旧太田町)の10集落、茨城県坂東市(旧岩井市)の19集落、計29集落であり、両地域の29集落の全戸を対象とするアンケートを実施し、また回答のあった中から一部の農家等を訪問しヒアリングを実施した。
 調査は、①それぞれの集落で、現在、地域の農業(主として稲作)を誰が担っており、将来それがどのように変化するのか、②非農家を含む農村居住者が、農業や農協をどのように認識し、その将来をどう展望しているのか、という観点から行った。

(目次)
はじめに
第1章 調査地域の概要
1 秋田県旧太田町(大仙市) / 2 茨城県旧岩井市(坂東市)
3 両地域の比較
第2章 アンケート調査の結果
1 調査の方法と対象地域 / 2 農家・非農家の分布状況
3 世帯員数と後継者 / 4 農地利用の現状
5 稲作の現状 / 6 稲作の採算性
7 集落営農に対する見解 / 8 稲作の将来展望
第3章 稲作の担い手と将来方向
1 旧岩井市における集落営農組織 / 2 旧太田町の稲作に関する既往調査結果
3 旧太田町・旧岩井市の稲作の現状 / 4 稲作の担い手と農地維持の課題
第4章 農村居住者の農業に対する意識
1 小規模稲作存続の理由 / 2 農作業体験の世代間格差
3 幼少期農業体験の影響 / 4 農作業従事体験に関する調査結果
5 「物語り論」による解釈
第5章 農村居住者の農協に対する認識と今後の課題
1 農協が事業主体にふさわしい事業 / 2 農協に対するニーズ
3 農協と地域社会

刊行年月日
2008年05月28日
著者/
研究者紹介
大村   道明 (オオムラ ミチアキ) :東北大学大学院農学研究科
坂内   久 (バンナイ ヒサシ) :(財)農村金融研究会
第一分野
(大区分):農林水産業・食品・環境  (詳細区分):国内農業
掲載媒体
『総研レポート』
2008年05月
キーワード
稲作,集落営農,地域農業,アンケート調査,農作業体験
出版者・編者
農林中金総合研究所  
PDF URL
https://www.nochuri.co.jp/skrepo/pdf/sr20080528.pdf  1.1MB
書誌情報URL
https://www.nochuri.co.jp/publication/soken/contents/3587.html