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書誌情報

論題:講演録「コミュニティベース精密農業(スマート農業)の系譜と展望」

21.02.24[ 更新21.07.20 ]

タイトル
講演録「コミュニティベース精密農業(スマート農業)の系譜と展望」
要旨

この総研レポートは、2020年11月6日に実施した東京農工大学特任教授 澁澤栄氏による講演会の記録です。農業就業人口の減少・高齢化が進み労働力不足が顕著になるなか、国をあげてスマート農業の現場実装が進められています。JAグループにおいても、地域農業の生産基盤を維持すべく、新技術導入に前向きに取り組んでいます。しかしながら、手段であるはずのスマート農業の普及そのものが目的化してしまう懸念があります。また多額の設備投資を伴うため、本当に農業経営にメリットがあり、持続可能な農業に貢献するスマート農業の普及が重要と思われます。
こうした問題意識から、講演では、まずコンセプトとして、澁澤特認教授が長期にわたり取り組んでこられた、コミュニティベース精密農業を説明します。欧米発の精密農業の導入から近年の関連政策までが語られ、講師はその担い手を中小規模を含む農家であると位置づけています。次に、埼玉県本庄市と愛知県豊橋市等での取組み事例の紹介です。いずれも自主的な農家組織が核となり各関連組織が連携するなか、取組みを進めた経緯が語られています。

刊行年月日
2021年02月22日
著者/
研究者紹介
澁澤   栄 (シブサワ サカエ) :東京農工大学   名誉教授、特任教授
第一分野
(大区分):農林水産業・食品・環境  (詳細区分):国内農業
掲載媒体
『総研レポート』
2021年02月
キーワード
スマート農業,澁澤栄,コミュニティベース精密農業
PDF URL
https://www.nochuri.co.jp/skrepo/pdf/sr20210224.pdf  6.3MB
書誌情報URL
https://www.nochuri.co.jp/publication/soken/contents/8301.html