書誌情報
論題:循環型社会の構築─ 一次産業を出発点、資源の再生点と捉える考え方 ─
24.10.01[ 更新24.10.01 ]
- タイトル
- 循環型社会の構築─ 一次産業を出発点、資源の再生点と捉える考え方 ─
- 要旨
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日本での循環型社会は3Rとして捉えられるのが一般的だが、原語のCircular Economyは経済の在り方を直線から循環するものに変えることを意味している。気候変動や生物多様性ロスなどを加味すると、部分最適ではなく全体最適のあるべき姿を社会全体で考えるフェーズであると捉えられる。
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本稿では議論が進む欧州との対比、国内の政策、産業界、自治体の好事例を静脈産業、動脈産業を企業例と自治体の活動例として紹介する。循環型社会の成長を妨げる要因として化石燃料に対する補助金の状況をカバーし、今後化石資源に頼らずに経済的な価値を生む物質循環は一次産業を起点にデザインすることで、化石資源依存を低減する可能性に言及する。 - 刊行年月日
- 2024年10月01日
- 著者/
研究者紹介 -
藤島 義之 (フジシマ ヨシユキ) :役員・理事長・顧問・理事研究員 等 理事研究員 研究員紹介を見る - 掲載媒体
- 定期刊行物 『農林金融』
2024年10月号 第77巻 第10号 通巻944号 2 ~ 30ページ - 掲載コーナー
- 論調
- 第一分野
- (大区分):農林水産業・食品・環境 (詳細区分):環境
- キーワード
- 循環型社会,資源循環,脱化石資源,サーキュラ―エコノミー,バイオトランスフォーメーション,カーボンニュートラル
- 出版者・編者
- 農林中央金庫 発行 / 株式会社農林中金総合研究所 編集
- ISSN
- 1342-5749
- 書誌情報URL
- https://www.nochuri.co.jp/periodical/norin/contents/9740.html