書誌情報
論題:米戸別所得補償モデル事業と取引主体間における米価構成の変化
11.05.09[ 更新11.05.09 ]
- タイトル
- 米戸別所得補償モデル事業と取引主体間における米価構成の変化
- 要旨
-
10年度の米戸別所得補償モデル事業により、米価の著しい低下と、取引主体間の米価配分に大きな変化が生じた。
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相対価格の低下1,837円/60kgによって農家手取価格が1,450円低下したが、複数ブレンド精米小売価格は961円しか低下せず、その差876円は卸売業者、小売業者が収受したものと推定される(その過半は卸売業者が収受)。
米価は低下基調にあり、低下額を補償しても、川下のバイイングパワーによって卸・小売セクターに中間収受される以上、別途に米価の維持策が必要となろう。 - 刊行年月日
- 2011年05月10日
- 著者/
研究者紹介 -
藤野 信之 (フジノ ノブユキ) :基礎研究部 主席研究員 - 掲載媒体
- 定期刊行物 『農中総研 調査と情報』
2011年05月号 第24号 4 ~ 5ページ - 掲載コーナー
- レポート-農林水産業
- 第一分野
- (大区分):農林水産業・食品・環境 (詳細区分):食品・フードシステム
- 第二分野
- (大区分):農林水産業・食品・環境 (詳細区分):国内農業
- キーワード
- 米所得補償モデル事業,米価下落,米小売価格,米卸売価格,米価構成,バイイングパワー
- 出版者・編者
- 株式会社農林中金総合研究所
- ISSN
- 1882-2460
- 書誌情報URL
- https://www.nochuri.co.jp/periodical/soken/contents/3908.html