書誌情報
論題:金融機関の株式保有制限と株式買取り機構設立
01.08.01[ 更新10.06.18 ]
- タイトル
- 金融機関の株式保有制限と株式買取り機構設立
- 要旨
-
銀行保有株式の制限を求める金融審の報告書を受けて、金融庁は同制限措置とこれに伴う株式市場への影響緩和のための「株式取得機構」設立の方針を公表。銀行の株式保有制限は、株価下落による自己資本減少から財務の健全性が損なわれ、銀行への信認や金融システムの安定性に悪影響が及ぶことに対処したもので、国際的な潮流に沿った措置。ただ取得機構設立には、市場機能を損なうとの批判のほか、二次ロス負担の仕組みを巡る関係者間の意見の相違も指摘され、実施までには曲折が予想される。
VIEW MORE CLOSE - 刊行年月日
- 2001年08月01日
- 著者/
研究者紹介 -
荒巻 浩明 (アラマキ ヒロアキ) :調査第二部 - 掲載媒体
- 定期刊行物 『金融市場』
2001年08月号 第12巻 第8号 通巻129号 7 ~ 11ページ - 掲載コーナー
- 今月の焦点
- 第一分野
- (大区分):経済・金融 (詳細区分):国内金融
- 第二分野
- (大区分):経済・金融 (詳細区分):国内経済
- キーワード
- 銀行保有株式,株式取得機構
- 出版者・編者
- 株式会社農林中金総合研究所
- ISSN
- 1345-0018
- 書誌情報URL
- https://www.nochuri.co.jp/periodical/market/contents/257.html