書誌情報
論題:家計過剰債務からみた米国経済の下振れリスク
02.09.01[ 更新10.06.18 ]
- タイトル
- 家計過剰債務からみた米国経済の下振れリスク
- 要旨
-
米国景気回復の流れは止まっていないが、家計過剰債務が今後の景気の下振れリスクになっている。金利低下や不動産価格上昇を背景にクレジットカード会社等消費者金融会社が、信用力が高くない個人に対する高金利のサブプライム貸出を積極的に伸ばしているが、これら会社の貸出基準が比較的緩くリスク管理体制が必ずしも十分でないことにつき、金融監督当局は警戒感を強めている。当面住宅価格は大きく崩れないと見込まれるが、当面の個人消費下振れリスクについては、サブプライム貸出の抑制が及ぼす影響について注視する必要がある。
VIEW MORE CLOSE - 刊行年月日
- 2002年09月01日
- 著者/
研究者紹介 -
永井 敏彦 (ナガイ トシヒコ) :調査第二部 - 掲載媒体
- 定期刊行物 『金融市場』
2002年09月号 第13巻 第9号 通巻142号 12 ~ 15ページ - 掲載コーナー
- 情勢判断(海外経済金融)
- 第一分野
- (大区分):経済・金融 (詳細区分):海外経済
- 第二分野
- (大区分):経済・金融 (詳細区分):海外金融
- キーワード
- 米国,サブプライム,与信審査,リスク
- 出版者・編者
- 株式会社農林中金総合研究所
- ISSN
- 1345-0018
- 書誌情報URL
- https://www.nochuri.co.jp/periodical/market/contents/302.html