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書誌情報

論題:伊達信用金庫の多重債務問題への対応

07.10.01[ 更新10.06.18 ]

タイトル
伊達信用金庫の多重債務問題への対応
要旨

・伊達信用金庫(以下、伊達信金と略す)が多重債務相談を開始した背景は、同信金の主たる営業エリアである北海道南西部で自己破産を申し立てる人々が増加してきたことにあった。現在、この取組みは伊達信金の存在意義を高める重要な社会貢献の一つとなっている。
・金融機関における多重債務問題への対応で重要なことは、負債整理融資とその後の生活再建のための融資の貸倒れを抑制するノウハウを確立することである。同信金では相談者本人の同意を得たうえで、①配偶者や家族立会いによるカウンセリング、②預金口座の動向のチェック、を実施することで貸倒れを抑制しているが、このような継続的なケアを可能にするためには顧客と「顔の見える関係」を構築する、ことも重要である。

刊行年月日
2007年10月01日
著者/
研究者紹介
古江   晋也 (フルエ シンヤ) : リサーチ&ソリューション第2部   主任研究員 研究員紹介を見る
掲載媒体
定期刊行物 『金融市場』
2007年10月号 第18巻 第10号 通巻203号  12 ~ 15ページ
掲載コーナー
今月の焦点
掲載号目次
https://www.nochuri.co.jp/periodical/market/contents/2007/10/
第一分野
(大区分):経済・金融  (詳細区分):国内金融
キーワード
伊達信用金庫,多重債務,相談,生活再建,融資
出版者・編者
株式会社農林中金総合研究所  
ISSN
1345-0018
PDF URL
https://www.nochuri.co.jp/report/pdf/f0710fo1.pdf  162.2KB
書誌情報URL
https://www.nochuri.co.jp/periodical/market/contents/552.html