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論題:労働面から見たデフレ経済

05.04.01[ 更新10.06.18 ]

タイトル
労働面から見たデフレ経済
要旨

金融市場2004 年12 月号の拙稿『最近の労働生産性の動向について』では、景気が回復している一方で、労働投入量の増加があまり観測されていないことを示した。その結果として労働生産性は上昇しているが、賃金はそれを大きく下回る伸び率に抑制されており、そのことがデフレの遠因になっている可能性を指摘した。一方、04 年10~12 月期のGDP 速報(3 月14 日公表の2 次QE)では、GDP デフレーターが7~9 月期、10~12 月期と2 四半期連続で前期比プラスとなっていることが明らかとなっている。また、名目雇用者報酬は04 年1~3月期をボトムに回復し、1 人あたり雇用者報酬は増加に転じている。本稿では、労働面から見たデフレ経済の動向について簡単にまとめてみた。

刊行年月日
2005年04月01日
著者/
研究者紹介
南   武志 (ミナミ タケシ) : リサーチ&ソリューション第1部 役員・理事長・顧問・理事研究員 等   理事研究員 研究員紹介を見る
掲載媒体
定期刊行物 『金融市場』
2005年04月号 第16巻 第4号 通巻173号  8 ~ 11ページ
掲載コーナー
情勢判断(国内経済金融)
掲載号目次
https://www.nochuri.co.jp/periodical/market/contents/2005/04/
第一分野
(大区分):経済・金融  (詳細区分):国内経済
キーワード
労働生産性,デフレ,雇用者
出版者・編者
株式会社農林中金総合研究所  
ISSN
1345-0018
PDF URL
https://www.nochuri.co.jp/report/pdf/f0504dki3.pdf  71.7KB
書誌情報URL
https://www.nochuri.co.jp/periodical/market/contents/763.html