書誌情報
論題:景気拡大が続くが、財政金融政策正常化への道は依然として険しい
05.12.01[ 更新10.06.18 ]
- タイトル
- 景気拡大が続くが、財政金融政策正常化への道は依然として険しい
- 要旨
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国内景気は、民間最終需要の自律的回復と輸出の堅調さから、着実な回復を続けている。06 年にかけてもこの景気拡大プロセスが持続すると予想。年内にも消費者物価の前年比下落状態からの脱却が実現する見込みだが、政府・与党からの牽制もあり、量的緩和政策の解除時期が「06 年春」から後ズレするとの見方も浮上している。また、財政再建を巡る議論も盛り上がっているが、「失われた10 年」の期間に発動された財政・金融政策を正常化させるにはまだ難関が待ち受けていることが窺える。マーケットでは、10 月中はやや調整色に強かった株価は再び上昇、一方の長期金利は上昇が抑えられている。為替レート(対ドル)は米国の金利先高観から円安方向に推移しているが、06 年に入ればその修正もありうるだろう。
VIEW MORE CLOSE - 刊行年月日
- 2005年12月01日
- 著者/
研究者紹介 -
南 武志 (ミナミ タケシ) :調査第二部 研究員紹介を見る - 掲載媒体
- 定期刊行物 『金融市場』
2005年12月号 第16巻 第12号 通巻181号 2 ~ 6ページ - 掲載コーナー
- 情勢判断(国内経済金融)
- 第一分野
- (大区分):経済・金融 (詳細区分):国内金融
- 第二分野
- (大区分):経済・金融 (詳細区分):国内経済
- キーワード
- 金利,為替,株価
- 出版者・編者
- 株式会社農林中金総合研究所
- ISSN
- 1345-0018
- 書誌情報URL
- https://www.nochuri.co.jp/periodical/market/contents/774.html