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書誌情報

論題:国債市場への過剰な関与から撤退する日本銀行

06.06.01[ 更新10.06.18 ]

タイトル
国債市場への過剰な関与から撤退する日本銀行
要旨

金融市場2006 年5 月号の拙稿「長期金利は上昇局面入りか」において、日本銀行によるポスト量的緩和政策としての出口政策には、日銀当座預金残高を所要準備額程度まで削減して政策金利のプラス誘導ができる状況を作り出すことの他に、国債市場に対する過剰な関与を止めることも含まれている可能性があることを指摘した。そして、現行のゼロ金利政策下においても日銀は毎月1 兆2,000 億円の中長期国債買入オペを継続しており、表面的には引き続き国債市場に対して深い関わりを続けているように見えるが、実際には既にそうした関係からの脱却を図っていることも指摘した。本稿では、これらの状況についてまとめてみたい。

刊行年月日
2006年06月01日
著者/
研究者紹介
南   武志 (ミナミ タケシ) :調査第二部 研究員紹介を見る
掲載媒体
定期刊行物 『金融市場』
2006年06月号 第17巻 第6号 通巻187号  6 ~ 8ページ
掲載コーナー
情勢判断(国内経済金融)
掲載号目次
https://www.nochuri.co.jp/periodical/market/contents/2006/06/
第一分野
(大区分):経済・金融  (詳細区分):国内金融
第二分野
(大区分):経済・金融  (詳細区分):国内経済
キーワード
金利,為替,株価
出版者・編者
株式会社農林中金総合研究所  
ISSN
1345-0018
PDF URL
https://www.nochuri.co.jp/report/pdf/f0606dki.pdf  158.6KB
書誌情報URL
https://www.nochuri.co.jp/periodical/market/contents/783.html