書誌情報
論題:「金融政策の正常化」に向けて一歩進めた日本銀行 ~マーケットの次回利上げ予想時期は年末以降まで後退~
06.08.01[ 更新10.06.18 ]
- タイトル
- 「金融政策の正常化」に向けて一歩進めた日本銀行 ~マーケットの次回利上げ予想時期は年末以降まで後退~
- 要旨
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注目されていた6 月短観では、景況感の改善に加えて06 年度の設備投資が引き続き堅調さを維持したこともあり、日本銀行はゼロ金利政策解除(利上げ)に踏み切った。春先からの一連の金融政策の正常化は、短期的には実体経済への影響は軽微と見られているが、金融政策の効果は1~2 年先に現れると考えられるため、注意が必要であろう。マーケット動向は、株価は7 月初旬から再び軟調な動きとなった。長期金利は金融政策の不透明感が払拭されて大きく低下し、為替レートは円安気味に推移。目先は株価・長期金利・為替レートとも方向感は出にくいと見るが、先行き株価・長期金利には引き続き上昇圧力がかかりやすい他、為替レートも再び円高方向に推移すると予想。
VIEW MORE CLOSE - 刊行年月日
- 2006年08月01日
- 著者/
研究者紹介 -
南 武志 (ミナミ タケシ) : リサーチ&ソリューション第1部 役員・理事長・顧問・理事研究員 等 理事研究員 研究員紹介を見る - 掲載媒体
- 定期刊行物 『金融市場』
2006年08月号 第17巻 第8号 通巻189号 2 ~ 5ページ - 掲載コーナー
- 情勢判断(国内経済金融)
- 第一分野
- (大区分):経済・金融 (詳細区分):国内金融
- 第二分野
- (大区分):経済・金融 (詳細区分):国内経済
- キーワード
- 金利,為替,株価
- 出版者・編者
- 株式会社農林中金総合研究所
- ISSN
- 1345-0018
- 書誌情報URL
- https://www.nochuri.co.jp/periodical/market/contents/785.html