書誌情報
論題:リスク要因として意識され始める輸出鈍化懸念~07 年度上期には景気踊り場的な場面も~
06.09.01[ 更新10.06.18 ]
- タイトル
- リスク要因として意識され始める輸出鈍化懸念~07 年度上期には景気踊り場的な場面も~
- 要旨
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4~6 月期のGDP 速報によると、実質成長率は前期比年率+0.8%へ減速、潜在成長率に満たない結果となった。消費、設備投資といった民間最終需要は堅調に推移したが、輸出が大きく鈍化しており、今後想定される米国経済減速の影響が懸念される。また、注目されていた消費者物価の基準改訂は予想以上に前年比上昇率を押し下げ、早い段階での追加利上げが困難との印象をマーケットに与えた。一方、マーケットでは、8 月下旬にかけて株価上昇、長期金利低下が見られた。為替レートは対ユーロでは弱含んだが、対ドルではほぼもみ合い。目先、株価・長期金利は明確な方向感が出にくい状況になっていると思われる。円は対ドルで強含みの展開を予想。
VIEW MORE CLOSE - 刊行年月日
- 2006年09月01日
- 著者/
研究者紹介 -
南 武志 (ミナミ タケシ) :調査第二部 研究員紹介を見る - 掲載媒体
- 定期刊行物 『金融市場』
2006年09月号 第17巻 第9号 通巻190号 2 ~ 5ページ - 掲載コーナー
- 情勢判断(国内経済金融)
- 第一分野
- (大区分):経済・金融 (詳細区分):国内金融
- 第二分野
- (大区分):経済・金融 (詳細区分):国内経済
- キーワード
- 金利,為替,株価
- 出版者・編者
- 株式会社農林中金総合研究所
- ISSN
- 1345-0018
- 書誌情報URL
- https://www.nochuri.co.jp/periodical/market/contents/786.html