書誌情報
論題:戦後最長となった今回の景気拡大局面 ~ただし、年明け後には景気踊り場的な場面も~
06.11.01[ 更新10.06.18 ]
- タイトル
- 戦後最長となった今回の景気拡大局面 ~ただし、年明け後には景気踊り場的な場面も~
- 要旨
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夏場にかけて弱めの経済指標の発表が重なったことで、景気に対する悲観論が高まったが、その後発表された経済指標からはそうした見方が杞憂に過ぎなかったことを示された。なお、今回の景気拡大は11 月には「いざなぎ景気」を抜き戦後最長の拡大期間となる見込み。ただし、輸出増の源泉である世界経済の成長速度は先行き減速する可能性があり、年明け後の日本経済は景気の踊り場的な様相を強めるものと思われる。一方、マーケットでは、9 月下旬以降、株価・長期金利の上昇が見られた。為替レートは北朝鮮の核実験の影響で一時的に円安が進展。目先は株価・長期金利とも強含むものと思われるが、円(対ドルレート)は明確な方向感なくもみ合う展開を予想。
VIEW MORE CLOSE - 刊行年月日
- 2006年11月01日
- 著者/
研究者紹介 -
南 武志 (ミナミ タケシ) :調査第二部 研究員紹介を見る - 掲載媒体
- 定期刊行物 『金融市場』
2006年11月号 第17巻 第11号 通巻192号 2 ~ 5ページ - 掲載コーナー
- 情勢判断(国内経済金融)
- 第一分野
- (大区分):経済・金融 (詳細区分):国内金融
- 第二分野
- (大区分):経済・金融 (詳細区分):国内経済
- キーワード
- 金利,為替,株価
- 出版者・編者
- 株式会社農林中金総合研究所
- ISSN
- 1345-0018
- 書誌情報URL
- https://www.nochuri.co.jp/periodical/market/contents/789.html