書誌情報
論題:認知症高齢者と地域金融機関の課題
20.02.28[ 更新20.02.28 ]
- タイトル
- 認知症高齢者と地域金融機関の課題
- 要旨
-
認知症の高齢者が増加しており、今後は自らの資産管理が困難になる人がさらに増えると予想される。介護保険データによる地域別の認知症有病率では、高齢化が進んだ青森県や長崎県などが上位となった。高齢者の保有する金融資産との関係でみれば、島根・岡山・富山・滋賀の4県はすでに認知症高齢者の保有する金融資産への対応が重要になっている地域といえる。地域金融機関は、①認知症理解のための普及・啓蒙活動、②地域内関係機関との連携強化、③事前の検討を促す取組み強化などの推進が重要だろう。
VIEW MORE CLOSE - 刊行年月日
- 2020年03月01日
- 著者/
研究者紹介 -
木村 俊文 (キムラ トシブミ) :調査第二部 主任研究員 研究員紹介を見る - 掲載媒体
- 定期刊行物 『金融市場』
2020年03月号 第31巻 第3号 通巻352号 42 ~ 45ページ - 掲載コーナー
- 分析レポート(地域経済金融)
- 第一分野
- (大区分):経済・金融 (詳細区分):国内経済
- キーワード
- 認知症,金融ジェロントロジー,有病率,地域金融機関
- 出版者・編者
- 株式会社農林中金総合研究所
- ISSN
- 1345-0018
- 書誌情報URL
- https://www.nochuri.co.jp/periodical/market/contents/7916.html