書誌情報
論題:2007年前半の経済・物価の改善テンポは穏やかなままと予想 ~次回利上げは物価持ち直し後の10~12月期~
07.04.01[ 更新10.06.18 ]
- タイトル
- 2007年前半の経済・物価の改善テンポは穏やかなままと予想 ~次回利上げは物価持ち直し後の10~12月期~
- 要旨
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2 月末に発生した世界同時株安や米国経済指標の弱含み、サブプライム・ローン問題の浮上もあり、世界経済に対する先行き懸念が一時的に高まったが、3 月中旬にかけてそれらは収束する方向に向かっており、国内景気を腰折れさせるリスクは大きくないだろう。とはいえ、先進国経済がやや減速気味に推移していることもあり、07 年前半まではやや足踏み状態での推移が予想される。なお、今夏にかけて消費者物価が前年比マイナスになる可能性も高く、次回利上げは10~12 月期と見込んでいる。一方、マーケットは、株価が10%近く調整したが、その後徐々に回復する動きを見せている。長期金利は売り手不在の中、緩やかな低下を辿った。為替レートは世界同時株安に伴い、円高シフトが見られたが、再び円安方向に戻る動きを見せている。
VIEW MORE CLOSE - 刊行年月日
- 2007年04月01日
- 著者/
研究者紹介 -
南 武志 (ミナミ タケシ) : リサーチ&ソリューション第1部 役員・理事長・顧問・理事研究員 等 理事研究員 研究員紹介を見る - 掲載媒体
- 定期刊行物 『金融市場』
2007年04月号 第18巻 第4号 通巻197号 2 ~ 5ページ - 掲載コーナー
- 情勢判断(国内経済金融)
- 第一分野
- (大区分):経済・金融 (詳細区分):国内金融
- 第二分野
- (大区分):経済・金融 (詳細区分):国内経済
- キーワード
- 金利,為替,株価
- 出版者・編者
- 株式会社農林中金総合研究所
- ISSN
- 1345-0018
- 書誌情報URL
- https://www.nochuri.co.jp/periodical/market/contents/795.html