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書誌情報

論題:量的緩和解除後の金融政策運営の再検討

07.10.01[ 更新10.06.18 ]

タイトル
量的緩和解除後の金融政策運営の再検討
要旨

2006 年3 月に日本銀行が量的緩和政策を解除して以降、次の利上げはいつかということが、常に金融市場における話題の中心となっていた。07 年度に入ってからも、8月には第3 次利上げが実施されるのでは、との思惑が金融市場で高まっていたが、結局のところ、米サブプライム問題によって世界的に金融市場が混乱したこともあり、年度上期中の利上げは見送りとなった。また、サブプライム問題が実体経済へ及ぼす悪影響の度合いも見定める必要があるとの見方が強く、年内の利上げは困難といった意見も強まっている。07 年度上期の景気・物価情勢は足踏み状態に近かったわけであるが、米サブプライム問題が米個人消費など実体経済への影響度は限定的との前提に立てば、年度下期には改善に向けた動きが出始めることも十分予想される。こうした中で、金融政策はどのような展開が予想されるだろうか。本稿では、政策運営の枠組みを考慮しつつ、その論点を整理してみたい。

刊行年月日
2007年10月01日
著者/
研究者紹介
南   武志 (ミナミ タケシ) : リサーチ&ソリューション第1部 役員・理事長・顧問・理事研究員 等   理事研究員 研究員紹介を見る
掲載媒体
定期刊行物 『金融市場』
2007年10月号 第18巻 第10号 通巻203号  16 ~ 19ページ
掲載コーナー
今月の焦点
掲載号目次
https://www.nochuri.co.jp/periodical/market/contents/2007/10/
第一分野
(大区分):経済・金融  (詳細区分):国内金融
キーワード
日銀,金融政策,サブプライム問題,利上げ
出版者・編者
株式会社農林中金総合研究所  
ISSN
1345-0018
PDF URL
https://www.nochuri.co.jp/report/pdf/f0710fo2.pdf  107.4KB
書誌情報URL
https://www.nochuri.co.jp/periodical/market/contents/803.html