書誌情報
論題:物価下落に加え、地価下落も当面の景気下押し要因へ ~注目が高まる追加経済対策の内容と規模~
09.04.01[ 更新10.06.18 ]
- タイトル
- 物価下落に加え、地価下落も当面の景気下押し要因へ ~注目が高まる追加経済対策の内容と規模~
- 要旨
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世界同時不況と金融危機が重なった結果、日本の輸出は大幅な落ち込みが続いている。こうした状況の下、製造業を中心に企業活動の悪化は著しく、家計部門でも雇用悪化を受けて所得環境が厳しさを増している。当面は内外需ともに厳しい状況が続く可能性が高く、景気悪化は10 年度半ばまで長引く可能性もあるだろう。また、国際商品市況の下落、さらには需給バランスの大幅悪化により、今後物価下落圧力が強まることが予想される上に、再び始まった地価下落も景気回復の阻害要因となるだろう。
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追加緩和策にやや消極的であった日本銀行は、国債買入れ額の増額や主要行の劣後ローン引受けなどを決定したが、先行きの景気悪化やデフレ懸念などを踏まえれば、一段の緩和措置の検討が迫られると思われる。 - 刊行年月日
- 2009年04月01日
- 著者/
研究者紹介 -
南 武志 (ミナミ タケシ) : リサーチ&ソリューション第1部 役員・理事長・顧問・理事研究員 等 理事研究員 研究員紹介を見る - 掲載媒体
- 定期刊行物 『金融市場』
2009年04月号 第20巻 第4号 通巻221号 2 ~ 5ページ - 掲載コーナー
- 情勢判断(国内経済金融)
- 第一分野
- (大区分):経済・金融 (詳細区分):国内金融
- 第二分野
- (大区分):経済・金融 (詳細区分):国内経済
- キーワード
- 金利,為替,株価
- 出版者・編者
- 株式会社農林中金総合研究所
- ISSN
- 1345-0018
- 書誌情報URL
- https://www.nochuri.co.jp/periodical/market/contents/827.html