書誌情報
論題:内部統制のいま<第11回> コーポレート・ガバナンスと内部統制報告制度
10.03.01[ 更新10.06.18 ]
- タイトル
- 内部統制のいま<第11回> コーポレート・ガバナンスと内部統制報告制度
- 要旨
-
内部統制報告制度とコーポレート・ガバナンスとの関係については、
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一般的な見解が定着しない状況が続いている。
コーポレート・ガバナンスとは、老平(2009)の整理に従えば、
「企業不祥事の発生抑制」と「企業競争力促進」という目的のため、
「利害関係者との関係の明確化」と「経営者への監視・牽制」を行なっていくことである。
このようなコーポレート・ガバナンスを実現していくためには、財務報告の信頼性が重要となる。
信頼できる財務報告が確保されてこそ、利害関係者は、経営内容を適正に把握できるようになり、
「利害関係者との関係の明確化」と「経営者への監視・牽制」を通じて、
「企業不祥事発生の抑制」と「企業競争力促進」が目指せるのである。
そして、内部統制報告制度は、財務報告の信頼性確保を目的とする制度であるので、
コーポレート・ガバナンスを支える制度と言える。 - 刊行年月日
- 2010年03月01日
- 著者/
研究者紹介 -
矢島 格 (ヤジマ イタル) :調査第二部 - 掲載媒体
- 定期刊行物 『金融市場』
2010年03月号 第21巻 第3号 通巻232号 32 ページ - 掲載コーナー
- (連載)内部統制のいま<第11回>
- 第一分野
- (大区分):経済・金融 (詳細区分):国内経済
- 第二分野
- (大区分):経済・金融 (詳細区分):海外経済
- キーワード
- 内部統制,内部統制報告制度,コーポレート・ガバナンス,財務報告の信頼性,情報の非対称性,経営者の規律づけ
- 出版者・編者
- 株式会社農林中金総合研究所
- ISSN
- 1345-0018
- 書誌情報URL
- https://www.nochuri.co.jp/periodical/market/contents/853.html