書誌情報
論題:90年代における家計金融資産の動き
00.11.01[ 更新10.06.18 ]
- タイトル
- 90年代における家計金融資産の動き
- 要旨
-
*資金循環統計により家計部門金融資産の90 年代における動向を分析した。
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*金融資産運用の基調は一貫してリスク回避傾向であった。
*金利低下局面では低リスクで相対的に利回りの高い長期商品(金融債、信託、保険)が、その後の超低金利下では低リスクで流動性の高い資産(流動性預金、現金)が増加した。
*生保破綻以降、保険(生命・損害)は伸び悩んだが個人年金は伸張が続いた。
* 99 年度には株価上昇により累積評価損が縮小。投信、株式の積極的買い増しはみられず。
* 90 年代終盤には対外証券投資、外貨預金といった為替リスクをとる動きがあった。 - 刊行年月日
- 2000年11月01日
- 著者/
研究者紹介 -
平澤 明彦 (ヒラサワ アキヒコ) :調査第一部 研究員紹介を見る - 掲載媒体
- 定期刊行物 『金融市場』
2000年11月号 第11巻 第11号 通巻120号 16 ~ 19ページ - 掲載コーナー
- 今月の焦点
- 第一分野
- (大区分):経済・金融 (詳細区分):国内金融
- キーワード
- 家計部門,金融資産,超低金利,リスク回避,1990年代
- 出版者・編者
- 株式会社農林中金総合研究所
- ISSN
- 1345-0018
- 書誌情報URL
- https://www.nochuri.co.jp/periodical/market/contents/97.html