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書誌情報

論題:JAバンクシステムの構造と機能――破綻未然防止システムを中心に――

10.11.01[ 更新10.11.09 ]

タイトル
JAバンクシステムの構造と機能――破綻未然防止システムを中心に――
要旨

JAバンクシステム導入時の最優先の課題は信頼性の確保であったが、JAバンクの財務面の健全性は強化されており一定の成果があがっている。
この背景には、まず、破綻未然防止システムには事前的措置を中心に多彩な措置がそろえられていることがある。加えて、会員が責務を遵守しない場合に脱退というペナルティがある、会員である農協や信連の代表がJAバンクシステムの意思決定に参加している、法律上の裏付けを持つ制度である、早期是正措置よりも早い段階で経営の悪化を把握し経営を改善するための措置が行われていることが、システムの実効性を高めている。
可変料率制度、システム運営上のコストの明示、農林中央金庫の位置づけなどが今後の中期的な検討課題と考えられる。

刊行年月日
2010年11月01日
著者/
研究者紹介
斉藤   由理子 (サイトウ ユリコ) : 役員・理事長・顧問・理事研究員 等   特別理事研究員 研究員紹介を見る
掲載媒体
定期刊行物 『農林金融』
2010年11月号 第63巻 第11号 通巻777号  2 ~ 14ページ
掲載コーナー
論調
掲載号目次
https://www.nochuri.co.jp/periodical/norin/contents/2010/11/
第一分野
(大区分):協同組合・組合金融・地域  (詳細区分):農協信用事業
第二分野
(大区分):協同組合・組合金融・地域  (詳細区分):海外協同組合
出版者・編者
農林中央金庫 発行   / 株式会社農林中金総合研究所 編集
ISSN
1342-5749
PDF URL
https://www.nochuri.co.jp/report/pdf/n1011re1.pdf  1.0MB
書誌情報URL
https://www.nochuri.co.jp/periodical/norin/contents/3680.html