書誌情報
論題:金融危機と協同組合銀行――欧州の実情と論調を中心に――
11.02.01[ 更新11.03.07 ]
- タイトル
- 金融危機と協同組合銀行――欧州の実情と論調を中心に――
- 要旨
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金融危機においても欧州の協同組合銀行は、商業銀行に比べると安定的であったが、欧州協同組合銀行協会は、その要因として、①組合員が所有者というコーポレートガバナンスの構造、②組合員や顧客のニーズに対応するという目的をもち、より伝統的な「仲介機能」を基盤とするビジネスモデル、③グループ内部で機関保証制度を持つことを挙げている。
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金融危機の後、さまざまな研究機関や国際機関から協同組合銀行に関するレポートが数多く刊行された。それらの結果に基づき、欧州では、協同組合銀行も含めた多様な金融機関が存在していることは金融システムの安定性を高めることにつながるという見方が、規制・政策策定者にも受け入れられつつある。 - 刊行年月日
- 2011年02月01日
- 著者/
研究者紹介 -
重頭 ユカリ (シゲトウ ユカリ) :調査第一部 主任研究員 研究員紹介を見る - 掲載媒体
- 定期刊行物 『農林金融』
2011年02月号 第64巻 第2号 通巻780号 14 ~ 28ページ - 掲載コーナー
- 論調
- 第一分野
- (大区分):協同組合・組合金融・地域 (詳細区分):海外協同組織金融機関
- 第二分野
- (大区分):経済・金融 (詳細区分):海外金融
- 出版者・編者
- 農林中央金庫 発行 / 株式会社農林中金総合研究所 編集
- ISSN
- 1342-5749
- 書誌情報URL
- https://www.nochuri.co.jp/periodical/norin/contents/3801.html